マイストーリー

執筆物からこれまでの活動内容を報告します。

最初の頃はまず、データを徹底的に入力しました。

例えば、エリオット波動論は上場からの値動きのすべてに関連があると言われていたので、エリオット波動論でカウントする際、まずは取引所の書庫で月報をコピーして、上場来のデータを入力した後、カウントして有効性を判断しました。

月ベース、日ベースでも、とにかくデータを集めて、その時点で言われていたことをすべて検証してゆきました。

月間誌「先物倶楽部」で、テクニカル分析や、シーズナル分析、週刊展望の記事を執筆

  •  株式会社ゼネックス(いろいろあり、みんかぶに吸収されました)で、テクニカル分析を担当し、為替、商品先物市場の各銘柄の情報を配信
  • 1993年からゼネックス発刊の月間誌「先物倶楽部」で、テクニカル分析や、シーズナル分析、週刊展望の記事を執筆


 テクニカル・アナリスト協会の会合でシーズナル分析のヒントを得る

  •  1992年、テクニカル・アナリスト協会の会員だったため、会合に出席
  • 日経平均株価の年足の読み方を紹介しているのを聞き、季節性の分析を始める
  • 商品先物市場の各銘柄は、取引所の月報から上場来のデータを手入力 
  • 季節性は、”そういうこともあるよ”という扱いだったのを明確にデータで示した


 月刊誌のテクニカル分析の記事のまとめ本「チャートの鬼」

  •  月刊誌のテクニカル分析の記事のまとめ本として、ゼネックスで「チャートの鬼」を出版


1995年にゼネックスを退社して、投資情報サービスを設立しました。

まだ若かったので、自分の考えに自信があっただけで、何も考えていませんでした。

当初、個人のお客様へ向けた情報や月刊誌等への記事は、郵送していました。

1990年代後半は、排ガス規制強化によって、プラチナ、パラジウムが右肩上がりの上昇局面へ入りました。
ネット環境が充実してきたことや、倍率が高く、値動きが激しかったため、パラジウムのデイトレードが魅力的でした。

 1998年12月、「チャートの救急箱」

  •  1996年に投資情報サービス設立後、最初に出した本です
  • 「チャートの鬼」のあいまいだった部分をよりわかりやすくしたつもりです
  • 計算によって得られる数値の意味をわかって使ってもらえるように、テクニカル分析を誰もが使えるようになるために書いたつもりです


この頃には、リアルタイムでのデータ入手が容易になり、テクニカル指標も何が使えて、何が使えないのかがはっきりしてきました。個人的には「終値-25日移動平均線」で算出できる乖離線をよく見ていました。結局、シンプルな方が参考になるという結論でした。

1999年にエネルギー関連銘柄が上場します。この頃、景気低迷期にサウジアラビアが増産し、NY原油期近が98年12月に10.35ドルまで下げた後、転換して上昇を開始する過程での国内でのガソリン、灯油等の上場でした。ガソリン、灯油は右肩上がりの上昇局面へ入り、取引高も順調に伸びてゆきました。
1999年から2000年にかけては、パラジウムが暴騰し、相場が壊れて取引停止となってしまいました。
2001年の高値は、当時、とんでもない上げ方でつけた高値でしたが、2018年に2001年の高値まで上昇しています。

 2002年11月「予想&売買の仕方マニュアル」

  •  チャートの救急箱が参考書で、こちらはなるべく実践での判断に役立つように書きました

 2004年2月、「株価チャートの実戦心理学」

  •  この本のタイトルは、心理学となっていますが、ほとんど心理学と関係ありません
  • 当時、心理学というタイトルの本が売れていたので、出版社の方が入れたいということで、このタイトルとなりました
  • 内容は、いろいろな場面での状況判断の仕方について書いています


テクニカル分析があまり知られていないときから、テクニカル分析を広く理解してもらうために、書いてきました。
この頃には、もうたくさんの書き手がいて、本もたくさん出ていました。
チャートの救急箱からいろいろと書いてきましたが、テクニカル指標の読み方、使い方で一応完結で、テクニカルに関して、これ以上書くこともなくなったので、その後はテクニカル分析の本を書くのをやめました。
テクニカル指標の読み方・使い方や、実戦心理学の続編などを頼まれましたが、断っていました。初心者向けのテクニカル分析なんて、”他の人にまかせればいいのでは”と言っていました。考え方が変わってしまったことが理由です。

 2004年9月「テクニカル指標の読み方・使い方」

  •  この本は、テクニカル指標をうまく組み合わせるにはどうすればいいのかについて書きました。
  • いい組み合わせには、ダマシの少ないトレンド追随型指標が重要になります。
  • 個人的には、移動平均線を移動平均してなめらかなラインにしたものと、それをさらに移動平均したものとを組み合わせると、ダマシがほとんど消えるため、トレンド判断の基準にするのにいいと考えていました。

 2004年10月、「儲かる原則」

  • この本は、商品先物市場の各銘柄の季節性と、それを知った上での値動きの予測の仕方について書いています。
  • データを見せるための本になっています。
  • シーズナル分析を月刊誌で書いて以来、さらに、10年以上の検証期間を経過して、実際に役に立つ読み方を紹介しています。

テクニカル分析の本を書くことをやめた理由は、テクニカル指標など、役に立たないという結論になったからです。10年以上、あらゆる指標のシミュレーションを繰り返し、実際に売買を繰り返してきましたが、大儲けしても気を抜いたときに一気にもっていかれてしまいます。システムでの売買では、どこかで曲がり出したときに利益の大部分を吐き出してしまいます。結果として、何年も投資し続けると、大儲けしても、その多くを吐き出してしまい、勝ち続けることができません。

結論は、自分自身が100%に近い確率で自信をもった情報で取引ができなければ(はずれていても、それに対応する戦術があればいいだけ)、少額の投資家が大きな利益を出し続けることなどできないということでした。テクニカル分析は、確率論なので、この理屈から言えば、情報の価値なしということになります。いったん情報配信をやめようと考えましたが、その前に、普遍的なパターンがあるのかについてを考え、それについての答えを見つけました。2010年以降の本は、新たな考え方が基本になっています。

相場がいいときに鎌倉に引っ越そうと思い、由比ガ浜に50坪の土地を買いましたが、結局、手放すことになりました。
いったん相場をはなれて、いろいろな本を読み直しました。その中で、特に参考になったのは、小室直樹氏のさまざまな分野での著書です。
あと、打ちのめされたので、傷心で仏教の本も多数読んだおかげで、客観的に社会や自分を見直す作業ができたような気がします。それまで見えていなかったものが、見えてきたような感覚を持ちました(幽霊とかではありません)。

2010年2月「FX・株・先物チャートの新法則[パワートレンド編]」

  •  2010年に出した3冊は、疑いのない、ゆるぎない情報とは何かということを追求した結果を相場に当てはめて書いています。
  • 相場がギャンブルなら、大口投資家が参加するはずがありません。大口投資家が参加するからには、ギャンブルにならない、自分たちが有利になる理由があるはずです。
  • この本は、短期の値動きがなぜわかるのかについて書いています。

 2010年4月、「株価チャート/テクニカル分析」で儲ける! (入門 株の実践書)

  •  この本は、株式市場全体と、個別銘柄の関係性と、それぞれの値動きの判断の仕方について書いています。


2010年10月「チャート革命 ―高確率パターン投資法」

  •  この本は、長期の値動きの本質から、短期の値動きを作り出す側の考え方など、値動き全体の読み方をまとめたものです。


2010年の本があまりにも売れなかったため、その後、本の企画を持ち込んでも却下されていました。

2012年11月に日経平均株価が上昇を開始するという内容の本を書いたのですが、それも却下されてしまいました。
日経が上がることをなるべく広めたかったので、パンローリングから「 日経平均株価は2013年に15000円を目指す 」という電子書籍を無料で出しました。予想では、2013年末に15000円でしたが、5月には達成してしまいました。今でも無料でダウンロードできると思います。値動きが予測できる理由だけでも参考にして頂ければと思います。


 2015年1月、「株は1年に2回だけ売買する人がいちばん儲かる」

  • 株価上昇を開始したことで、5年ぶりに出しました。
  • 5年の間にネット上で値動きについての理解が深まっていたおかげで、この本の評判はよかったです。3か月くらいで4万部売れました。
  • この本が売れた理由は、編集の方が私の考えをしっかりと理解してくれて、読みやすいようにしてくれたためだと思います。

2016年1月「株の値動きは4回のうち3回当てられる」

  •  年収が600万円くらいの人が、毎年、1000万円くらいの収入になるように、具体的なな投資手法を書いて欲しいという要望で、書きました。
  • 今まで、具体性がないと批評されてきましたが、具体的に書いたら、めちゃくちゃAmazonで批判されました。ちゃんと検証して批評してほしいものです。
  • 巻末に株以外として、2016年以降、金とビットコインが上昇すると書いています。

 2017年5月、「ローソク足チャート究極の読み方・使い方 (儲かる!相場の教科書)」

  •  2019年に出版したローソク足の本の没原稿です。
  • ナツメ社は、超初心者向けなので、これは難しいということでしたので、実業出版で出しました
  • 自分で言うのもなんですが、この本はよくまとまっていると思います。

2018年12月「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]

  •  シグマベイキャピタル社で、講師を引き受けました。
  • そこで話している内容をおおまかにまとめたものです。
  • 指数先物と、指数関連銘柄、その他の個別銘柄の関係や、値動きの予想の仕方について、初心者からわかるようにしっかりと書いています。
  • テクニカル指標も役に立たないけど、なんとか役立たせる工夫というものを書いています。
  • 興味のある方は、是非、授業を聞いてください。

 2019年7月、ローソク足チャートで勝てる買い方・売り」

  •  ローソク足の足型の持つ意味について、詳しく書いています。
  • この本でローソク足の基本を読んだ上で、「ローソク足チャート究極の読み方・使い方」を読んでいただければ、かなり値動きについての見方が深まるはずです。


以下はAmazonでの書評です。

初心者向けに書いているつもりですが、数年程度、経験を積んで、痛い目に合っている方の方が理解してくれていると思います。
個人的には、相場なんか絶対に儲からないという考えを持ちながら、それでも相場をやめられないという方が、本当に言いたいことを理解してもらえると思っています。
私は、我欲を捨てられた人だけが見ることのできる未来があると考えています。

写真は2020年、54歳になってしまいました。

ローソク足チャート究極の読み方・使い方


5つ星のうち4.0 ローソク足の深堀本。

2020年9月21日に日本でレビュー済み


前半は、1本のローソク足に含まれる情報と、その背景まで説明してあるので理解が深まります。後半は、強気弱気相場の見方や、少しアノマリーじみた確率論などが記載してあり、これはこれで楽しめました。
ただ、株のお話なので、FXには当てはまらないことがあるので注意。

5つ星のうち3.0 暇つぶしにはなるかな

2020年6月8日に日本でレビュー済み


これでとれるようなら苦労はしないけど、初心者には基本的なことが説明されているのでいいと思う。

 5つ星のうち5.0 センスがいい語り口

2020年4月18日に日本でレビュー済み


株の売り買いを、戦争に例えたり、会社で横領して見つかるまでに絶対増やすとか、例えが面白かったです。内容も十分です。ローソク足なんて、そんな事は知ってる、別にいいよというような人にも、得る所がある気がします。初心者が読んでも、もちろん分かりやすいです。